フランス大使館の後援、オルセー美術館中心の
あの怖い絵で有名な ルドン展が後少ししか
期間がないので 意を決して行って来ました。
(先日、ぶらぶら美術館でやっていて、少し
焦りました。)
三菱一号館美術館自体がアートそのもの。
庭園もアートしています。
モネやロダンと同年のルドンは きっと時代を
先取りしようとしていたのか、科学と少し
オカルトぽさを併せ持った 表現があります。
私も若い頃は澁澤龍彦やレオノール.フィニなどを
好みましたが、最近は見て幸福を感じるものが
どちらかといえば 好きです。
見所のドムシー男爵の食堂装飾画です。
ぼんやりしている中に鮮やかな花が…
マーガレットにも少しダークなオーラが。
黒のシリーズの植物の双葉がまあるい眼で。
周りはまつ毛と思っていたけれど、キリスト様や
マリア様の絵の光彩を見てると、まつ毛じゃないかも…
男爵からは食堂にはブルーは合わないと言われたのに
見事なブルーの花瓶です。
タッチが独特で、少しヘタウマなのが個性的。
いつもは撮影の為に絵葉書を買いますが、
撮影がOKの所があったので、綺麗な色の
ハンカチにしました。
こちらは<神秘>の部分です。
ターコイズブルーが 効いた<眼をとじて>の部分
庭園には彫刻がいくつかあります。
これは何を表現しているの?
恋人たち だそうです。
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