青山ぱせり日記

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高田賢三さんとドロテビスと装苑

学生時代、装苑は私のバイブルだったと言っても
過言ではありません。
大学での洋裁の授業は文化式とドレメ式の
パターンの作成方法の比較とか、実践的で無く、
実際のパターン展開法などは装苑が参考に
なっていたのです。

卒論でファッションの流通に関して調べていて、
大阪市内の浜野ファッション研究所へ伺いました。

そこで コーディネーターの方と意気投合。
彼女のお姉さんが開いてらっしゃるブティックの
商品を二人で作ることになりました。
ピーターと言う小さなお店で、梅ヶ枝交差点に
あったと 記憶しています。
いっぱい 縫いました、信じられないけれど…
カジュアルなチュニックや胸当て付きのホットパンツ。

学校の洋裁の授業は叱られっ放しだけど、
商品となると別です。自分の人格が変わります。
サイズは7号なので とても可愛くできます。
細い人を見つけては 仮縫いします。

こんな服がトレンドでした。
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まるでバルビゾン村に紛れ込んだ様です。
勿論 フランスでの撮影です。

こちらは1971年の秋の装苑に乗っている、賢三さんのスモックです。
ヨークに三色のテープが叩かれたウールプリント素材で、
足元はスエーデン製のサボを履いています。
もっと洒落たかったら登山靴を履くのが最高と
書かれています。今と全く同じ事になっています。

C.Dの方の友人が賢三さんのアシスタントだった
入江さんで 他にも色んな方と知り合いの彼女は
様々な 珍しい素材を調達して来られるので、
とても 刺激になったし、デザインして
縫製が楽しかったのです。
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ドロテ ビスも好きなブランドです、
東京へ行くまでは装苑のみでしか見られませんでした。

これらを見ていると、決して古くは感じません、
70年調が 確かに復活してるかも知れないと思います。

75年に パリへは元ドロテ ビスのスタッフだった方達と
NDCのツアーで行ったのですが、当時 市場の中にあった、
賢三さんのジャングルジャップのショップ店員のお知り合いも
加わり、小さなミニクーパーに7人乗りして、パリを
案内してもらったのです。まるで映画の1コマの様に…

みんなパリが大好きで、帰りたくないので、
サンラザールホテルの高層階の窓からパスポートを
投げたいぐらいだったのです。
(うち一人はその後パリで暮らします。)
でも蜜月の14日間は終り、帰国の途につきます。
山の様な戦利品を抱えて…

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by cenepaseri | 2018-04-20 10:03 | ハンドメイド | Comments(4)
Commented by taekamede at 2018-04-21 18:49
わあ~!なんて素敵なお話でしょう!聞いているだけで夢心地です♡刺激的なお仲間と洋服を作り上げていくなんて体験してみたいです。三枚目の真っ赤なドレスな とっても可愛い!ターバンも含めてこんなエキセントリックなオシャレしてパリを歩きたいものです!
Commented by cenepaseri at 2018-04-22 09:24
> taekamedeさん
ありがとうございます。本当に ワイワイと気の合う同士で服を作っていくのが
きっと私の原点なのでしょう。何時迄経ってももクラフトワークの私です。
可愛い服作りを頑張って‼︎
Commented by kitaoni at 2018-04-27 23:26
青春のパリ! 素敵なお話ですね〜
私はファッションとは縁の無い学生でしたが写真とsenepaseriの文を読んで此の時代の匂いに胸がキュンときます。
懐かしい時代の匂い。
Commented by cenepaseri at 2018-04-28 07:39
> kitaoniさん
ファッション黎明期よりは1周遅れの世代です。とにかくパリに憧れて、
どうしても 行きたかったのです。今よりパリは遠かったです。
アンカレッジ経由でした。