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青山ぱせり日記

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ベルギーのレースのお話

昨日の続きですが

欧州のアンティークレースと言えばベルギーです。
昔の資料からの抜粋ですが、(1983年装飾デザイン2 学研)

レースは下着の飾りから始まり、最初は刺繍の領域でした。
その後イタリアで「かがりレース」ニードルポイントレースが発展し、
ベルギーでは「組みレース」ボビンレースに発展しました。

ブリュージュはボビンレースの中心地で、
世界遺産のべギンホフの修道院で有名です。
女性の自立の為にレースを編んでいたのかも。

だいぶ前にTVで世界遺産の修道院を放送していましたが、
このレースの記事は忘れていたので、記憶が…繋がらなかった。

ボビンレースのテーブルセンター、右は組んでる人です。
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レースのお店も多そうです。機械製もある様です。
ここにはレースの学校があるそうです。

ブリュージュへ行ったら世界遺産の修道院と、
必ずレースを買いましょう、きっと家宝になります、
買わないと絶対後悔します。



ブリュッセル王立美術館のレース

ポアン・ド・ガーズのベールの部分 20C初頭

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19世紀から20世紀にかけて繊細なアプリケーションレースと言われる、
チュールにボビンレースまたはニードルポイント・レースで作った模様を
アプリケしたものでその傑作は、ブリュッセルの公爵夫人レースと呼ばれる、
華麗なレースで、その中のニードルポイントレースには
この世で最も繊細なポアン・ド・ガーズ(ガーゼのレース)
の手法が使われるそうです。


ショール部分1860年代です。
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ベルギーがレースで有名になったのは良質な白亜麻糸の生産
腕の良いレース職人が揃っていた事。
ルイ15世の愛人のマダム・デュバリエも愛好していたそうです。

ベネチアからニードルポイントの技術を受け入れ、
べルギーのレース産業は17世紀後半に頂点に達した。

左の上はチュールにボビンとニードルポイントでの裾レース。
下はブリュッセル公爵夫人様式のニードルポイントとボビンのレース。


肩掛けの部分。チュール地にニードルポイントとボビンのアプリケ
1880年。
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以前にボビンレースの付いたハンカチを海外みやげが足りなくなって上げてしまった。
とても価値のわかる子で、喜んでもらったから良いのだけれど、

やっぱり心残りで かなり近い物を買ったが、
これはケミカルの手法のレース。
お値段だけは数倍した。
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by cenepaseri | 2018-07-06 09:11 | ハンドメイド | Comments(18)
Commented at 2018-07-06 12:14
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Diary-17 at 2018-07-06 12:26

長年ファッションの世界に身を置いているパセリさんからプロの世界を覗かせていただき、とても興味深いです。
今回のレースについては、どのシーズンでもハイエンドからファストファッションまで毎回発表されるレースの服達の
素材を知る事によってその服の価値や値段に見合うか等、比較が解りとても参考になりました。
Commented by cenepaseri at 2018-07-06 18:19
> Diary-17さん
私も最初はFかなと思いましたが、本業とはちょっと違うと、思いました。
日米ではブログで商売をされる方も多いのですよ。
私は貴女の忘備録という言葉に賛同しております。
どんどん忘れてしまうので、今知っている事を誰かに伝えたい、
自分でも忘れたら見直しが出来る様にと考えています。
Commented by cenepaseri at 2018-07-06 18:24
> Diary-17さん
今日もお店で、ケミカルレースをアレンジしたラッセルレースを見ました。
元は卸しで台湾製でもかなりのお値段でしたが、安価になって…
どういう作り方なのかで変わって来るので、やっぱり知ることは大切です。
Commented by hananojiyusenritu at 2018-07-06 19:38
レースについてのひとつの思い出です。ベルリンの壁が崩壊してしばらくした頃のこと。ところどころ残った壁の前でフリーマーケットが続いており、その中で古い素敵なレースのカーテンが売られていたのです。何度も手に取ってみましたが、嵩と重さで迷い、諦めました。今でも後悔とともに思い出します。
Commented by taekamede at 2018-07-06 20:28
昨日は、とても分かりやすく教えて頂いてありがとうございました。
今日もしっかり勉強させていただきました!
最後のハンカチの縁に施されたケミカルレース、うっとりしてしまいます。
私は高級ランジェリーに使われるレースがとっても気になっています。最新の素晴らしいあれらのレースは、やはり職人の手は不可欠なのでしょうか、それと最新コンピューターの技術なのでしょうか?筆問攻めで大変恐縮です(^^;)
Commented at 2018-07-06 22:30
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Commented by olive07k at 2018-07-07 07:51
お勉強させて 頂いてます!
アンティークレース展 見逃しました(先月かな)
横浜の百貨店にて開催してましたケド、、。

森の家はレース使いを多々(安どこのカーテンですが)
知り合い(友人宅)は レース(高級な)使いの
オーダーカーテンで窓辺を華麗に。 見事!です
Commented by cenepaseri at 2018-07-07 08:58
> hananojiyusenrituさん
わかります〜後から何で…と思い出しますね。レースのカーテンなら、使い途が一杯ですものね
大きな物は帰りも大変ですし、今なら送る事も出来るでしょうが…
私も手頃な物は複数個買う癖を付けようと思っています。

Commented by cenepaseri at 2018-07-07 09:17
> taekamedeさん
以前のレースや刺繍はパンチを組みましたが、今はコンピューターです。
そのコンピューターにプログラミングするのは人で、やはりその人のセンスが大切です。
足利の工場さんでは外注の元絵描きさんのおじさんが作ってくれますがパンチ代が掛かりますし
絵を描く様な運針方向で素敵です、が 生地値段もまあまあになります。
中国ではタダですが下手で細かく言わないとマトモには上がりません。
日本のケミカルレースはゴージャスで刺繍もこんもり盛り上がっていますが、高いし
ミセスっぽい。それを海外でコピーしたものは糸はガサガサ、究極まで針数を減らして
ソフトですが、ほつれやすいです。
もう少し中間で使いやすい物を中間のお値段のものが欲しいと思います。
でも今は殆どが海外での別注になっているので、お安い物はよく見ましょう。
Commented by cenepaseri at 2018-07-07 09:25
> Diary-17さん
言葉が足りずにごめんなさい、FはFashionの意味です。
私も最初はブログのジャンルを迷ったのですが、という意味です。
鍵コメと言われているのにそうなってなくてオープンでしたよ。
そこがDiaryさんらしくて良いけれど。
Commented by cenepaseri at 2018-07-07 09:45
> olive07kさん
横浜と言えば元町の近沢レースが有名ですね。
元町本店は行った事がありませんが、昔、新橋や軽井沢のお店には行ったことがあります。
昔はドイリータイプのものしか覚えてませんが、今はどうなんでしょうね。
スカーフプリントも横浜が本場でしたし、やっぱりヨーロッパが近いのですね。
大昔、大阪に引っ越した時に母が大層な織物と黒いレースのWカーテンにしました。
クリーニングは大変でしたよ。黒いカーテンは勿論私のセレクトです、母は白いのが
良かったと思っていた様ですが…
Commented at 2018-07-08 06:47 x
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Commented by cenepaseri at 2018-07-08 09:42
> kagikome HIさん
円形のものは多分 手編みだと思いますよ。
アムステルダムは空港しか知りません、それも天候待ちで6時間や、空港のストのトラブルでパリからアムステルダムへ8時間のバス移動など、お土産にチューリップの球根を買ってしまい、成田で検疫に向かう羽目になりました。オマケにその球根も土産不足で差し上げる事になり、
どんな花が咲いたやら、お隣さんなのに見せてもらった記憶が無い…
いつもバタバタの旅行ばかりで、ゆっくりした美術館巡りをしたいものです。
船旅なんて良いですね、羨ましいです、船は遊覧船かフェリーしか…
私もかなりのシニアなので、今度旅行する時はツアーにしようと思っています。
Commented at 2018-07-08 10:34 x
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Commented by kitaoni at 2018-07-08 23:33
初めてブルージュを訪れた時にペギン修道院のミサに出たことがあります。修道院を訪ねた時 お御堂のドアを開けて入ったら偶然ミサがはじまり感動的でした。
ブルージュの美しさと美味しいレストラン、美味しいビールに惹かれて2度も訪れたと言うのにレースは素敵で見惚れただけで買ってきませんでした。
ゴブラン織りというのかしら⁈
織りの素晴らしいクッションカバーを塩田平の家の為に買って来たのと花屋で種や球根をいっぱい買ってきただけでした。
パセリさんのレースの講義を読んでいるうちに買って来なかった事を後悔!

Commented by cenepaseri at 2018-07-09 08:44
> kagikome HIさん
時々BSで世界の様々な小さなクルーズを観ます。そんな感じのフランクな船旅の様ですね。
ポルトガルは行ったことが有りません、イワシの塩焼きは今旬で美味しいですね。
ジャカランタの街路樹は熱海に有りました。春に咲くそうで、昨年夏に知りました。
観たことが無いですが、絵葉書を買って眺めていました。ピンクの賑やかそうな花でした。
Commented by cenepaseri at 2018-07-09 09:26
> kitaoniさん
わあ、あの世界遺産の修道院での御ミサに出られたのですね、良い経験でしたね。
私も高校がカトリックだったので、修学旅行で長崎の大浦天主堂で御ミサが特別に有り
信者では有りませんが、とても素敵な経験でした。内心、私はお葬式もカトリックが
一番素敵と思っています。
ベルギーはゴブラン織りもとっても有名です。それもきっと家宝に。