青山ぱせり日記

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フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア

日本・フィンランド外交関係樹立100周年記念
フィンランド陶芸 芸術家達のユートピア展にいきました。

art farm&gardenさんが6月7日のブログで紹介して
おられて、7月14日から目黒区美術館で開催中です。

目黒区美術館は初めてです。
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一階の大きな陶板の看板、本物よりかなり大きいのです。
これはルート・ブリュックの陶板<聖体祭>86x138cm 1952〜1953年アラビア製陶所
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写真はNGなので、PCか絵葉書になります。

アルフレッド・ウィリアム・フィンチ 花瓶 アイリス工房 20C初頭です。
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ミハエル・シルキン 彫像<若い女性と悪魔>1940年末期 アラビア製陶所
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若い女性に悪魔がまとわりついています。
女性の服と一緒に悪魔にも黒い釉薬を掛けて
拭ってあるそうです、細い隙間に黒が残って
影を添えています。


フリードル・ホルツァー=シャルバリ<ライスポーセリン>アラビア製陶所1950年代
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中国の影響を受けて、蛍手です。穴を開けておいて、
釉薬だけになったところが半透明になります。綺麗です。

写真はありませんがフリードル・ホルツァー=シャルバリの
赤や、ブルーのボウルも秀逸で、まるで和と洋が重なった様な
綺麗な色で、器の薄さにも驚きました。



ビルゲル・カイピアネンの作品たち

彫像<ビーズバード(シャクシギ)>1960年頃 
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最初は腕時計が付いているのかと思いました。


飾皿(テーブルのある部屋)1980年代
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可愛い感じに見えますが繊細で、
陶器なのにビーズを作って乗せています、目からウロコ!
鈍く光るラスターがいい味を出しています。
これは凄く好き‼︎


飾皿(菫)1960年代末
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これが最も見たかった、感激です。

この飾皿(果実)もすっごくいいです。1970〜1980年代
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素朴さを感じさせるデザインなのにラスターで
緑と濃紫にじんわり光っています。
この光沢はスパンコールにある感じですが
それよりも渋い。

art farm&gardenさんが御覧になったのと
少し内容が異なる様に思います。
もう少し、作り手寄りの道具や絵もあったかと…

今まで見た陶器と全く違います。
フィンランドの風景のヴィデオを観ていて、
印象的な赤とブルーの色に感動と納得。


(フィンランドなのにアラビアというのが 頭のどこかで引っ掛ってます。)

ここはカメラOKです。岐阜県現代陶芸美術館の所蔵です。
何か見た事のある感じ。
それも身近だった様な…

アラビア製陶所<ロケバティ>1958〜1962
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懐かしい感じです、シンプルです。
昔集めていた食器とニュアンスが 似ているかも。


アラビア製陶所<ライス・ポーセリン>1951〜1973
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アラビア製陶所 右が<ヴァレンシア>1960〜2002 ウッラ・プロコペ
        左が<パラティッシ>1969〜1973ビルゲル・カイピアイネン
                  1988、2000
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つい最近まで販売されていたのに驚きます。


うちに過去にあったパーコレーター付きのポットが
確かアラビア社だった、ひょっとして
フィンランド製だったのかと
思って調べましたらその通りでした。

今はもう無いヴァンジャケットのオレンジハウスが大好きで、
そこで買った、アラビア フィネル ケトル コーヒーポット
パーコレーター付き、1959〜1977、確か1976年位に購入した。

コーヒーが出だすと上のツマミの透明な所から見えて
デザインも好きで 長年大切にしていましたが、
こちらは、スタッフが火にかけっぱなしにして
琺瑯だったので バリバリになりました…

持っていたらアンティークだったのに…

もっと古い何かを 思い出す様な気がしましたが
アラビアの名前と現代寄りの作品が頭の中で
いっぱいになってしまいました。

多分私が持っていた愛着ある物の原形が
ここにあったのかも知れません…

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by cenepaseri | 2018-07-17 09:09 | アート | Comments(6)
Commented by olive07k at 2018-07-18 08:11
paseriさんは
お若い頃から 感性が豊かな方とお見受け。
都会育ちの方は 私のような田舎(出身)ものとは
知識もかなり、と 羨望の眼差しで ございます

作品の数々 素晴らしいですネ☆
Commented by cenepaseri at 2018-07-18 08:36
> olive07kさん
あれれ、私は14歳まで滋賀県の伊吹山の麓で育ちました。自然が一杯で、登下校の時はグミや山草を摘みながら楽しく暮らしておりました。
その後は大阪暮らしで、22歳で東京へやって来ました。
父は大阪、母は京都、父の仕事の関係で 私は三重県で生まれ一歳で京都へ、なので故郷は
伊吹と思っております。
若い頃は 丁度時代の変わり目で 、何でも目新しく欲しい物ばかりでした。
そんな頃に出会った物はずっと記憶に残るものだと思いました。
Commented by olive07k at 2018-07-18 18:17
わぁ、涙が出そう・・
グミですか(^^)
グミのお話をできる人が ここに♪
Commented by cenepaseri at 2018-07-19 09:17
> olive07kさん
ウチにいたパタンナーさんは出雲の山奥で、いつも二人で田舎自慢をしていました。
伊吹には鹿も猪も熊もいましたが流石に猿は…と言っていたら、4月末に伊吹へ何十年ぶりかで
行きましたら、居るそうです。オールスターです。
お花の代わりにグミの枝を 教室の花瓶に挿し、食べながらのお喋りは楽しかったです。
山の中なら四季に応じて遊べます、サバイバルは無理かなあ…今は虫が怖いので。
Commented by artfarmandgarden at 2018-07-21 11:38
北欧の陶器の中でもアラビアは大好きです。
古いものをコレクターまでとはいかないのですが
いくつか愛用しています。
私も青のビオラの飾皿は、とても見たかった作品です。
ビルゲル・カイピアネン、興味深いアーティストですね。
Commented by cenepaseri at 2018-07-21 13:31
> artfarmandgardenさん
本当に素敵でした。ご紹介頂いてよかったです。
アラビア社をわかったことも大きな収穫でしたし、
20代後半は結構 北欧の物を持っていたことに今更ながら気づきました。
あのビオラの飾り皿は素朴なのにモダンなとても良い作品でした。