春分の日、孫と娘と桜田門へ、土筆摘みに行く予定
でしたが、朝からあいにくの 少し小雨なので予定を
変更して、土筆摘みは午後に…午後の予定だった、
相田みつを美術館へ先に行きました。
この美術館には、孫が大好きな娘の友人の
マチコちゃんがお務めです。
国際フォーラムのB 1に
相田みつを美術館は有ります。
今回の企画展はみつをの文字力について
この相田みつをさんは栃木県足利市の方で、元々は
正統派の書家として活躍されていました。
30歳の頃から「自分の言葉・自分の書」を生涯の
テーマに創作活動を始められました。
つまづいた、の文字が書では本当につまづいた感が
出ています。文字が想いを伝えています。
此方の花を支える枝も思いが伝わって…
孫は書の中に根という文字を見つけて、
僕の名前にあるよ、と興味津々です。
娘が丁寧に言葉の真意を話します。
他の子供も親に説明してもらっています。
私にはこれが出来ない、照れ臭くて、、、
絵本の読み聞かせも不得意です、それでよく
娘に絵本を読んでくれなかったと責められます(涙)
娘は上手くて 声色を変えて臨場感たっぷりです。
ここで何と、相田一人館長が出て来られて
ミュージアムカフェでお茶を頂きながら、
4人で お話を致しました。
娘は此方で以前勤めておりましたので
孫が生まれた時には彼のHのファーストシューズを
頂きました。初Hは孫が先行してます。(笑)
相田館長は勿論、相田みつをさんの息子さんです。
長らく出版社にお勤めになり、今は美術館の企画や
講演会で日本中を駆け巡っておられます。
ご存命のお母様のお話や漫画家の原稿取りの話題。
ざっくばらんな館長さんに私はまるで娘の友人と
話しているかの様に…大変 失礼をば 致しました。
チベットの砂絵の企画展は毎年では有りませんが、
とても楽しみなイヴェントです。
ダライ・ラマさん大好きですと申し上げておきました。
相田みつをさんの書の力が大きいのは勿論ですが、
この相田一人館長はソフトな人間怪力の持ち主、
その深い柔らかな人格は一度会った人を魅了するに
違い有りません。
ある日のツブヤキ「おかげさん」で
このおかげさんという書もかげとは漢字では陰。
陰とは、目に見えない部分のこと、それが如何に
大事か。その証拠におもてさんという言葉は無い。
私たちが、今ここに行きているのは、それこそ
`おかげさん’だ とそういう思いを込めて
「おかげさん」を書いていたのでしょうと。
つぶやいていらっしゃいます。
そこへ孫の大好きなマチコちゃんがやって来ました。
マチコちゃんの旦那様もパリで個展を開く程の画家、
御自分も今、陶芸家を目指して踏ん張り中です。
ミュージアムショップで お留守番の夫に
お土産を求めました。
足利は仕事で何度も行ってます。
5月3日〜6日まで足利市・香雲堂の古印最中など
相田みつをさんがデザインを手掛けたお菓子の
限定販売されます。
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