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青山ぱせり日記

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ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道展



ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道展_e0397389_13350202.jpeg
国立新美術館で先週から始まった、ウィーン・モダン
クリムト、シーレ世紀末への道が始まったので、

平成最後の日に雨も降っていたので、空いているかと
出かけました。途中の根津美術館は長蛇の列でした。

皆考える事は一緒だと思っていたら、
まあまあ空いていました。彼方より年齢層は低い。
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日本とオーストリア・ハンガリー二重帝国が国交を
結んで150周年を迎えるのを記念しての開催の様です。
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19世紀末から20世紀初頭にかけて、ウィーンでは、
絵画や建築、工芸、デザイン、ファッションにおいて
ウィーン独特の文化が開花した。

展示はフリーメイソン、ビーダーマイヤー時代、
シューベルトやヨハンシュトラウス等の括りで

これは、ウィーンが主体の展示に違いありません。
クリムト目当てで行った私は、やや…

これはパンフレットの絵です。

クリムト、シーレだけじゃ無いって書いてあった。
ほんと その通りで、クリムト少ない…

左の<バラスアテナ>はクリムト、右はシーレ
ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道展_e0397389_13355402.jpeg
下の真ん中はココシュカのリトグラフです。

シーレはこんな個性的な顔の人でした。
指がやたら長い様です。
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描く絵も少し似ています。
ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道展_e0397389_13361157.jpeg
左のひまわりの絵がそうです。

衣装や、テーブルウエアもモダーンです。

クリムトの1888年の「旧ブルク劇場の観客席」は
皇帝から表彰されただけある凄い絵でした。
細かく特定出来るかの様に一人一人描かれています。
残念ながら絵葉書は無かった。

絵葉書ですが、クリムトの初期作品ー寓意画です。
クリムト1883年
寓話『アレゴリーとエンブレム』のための原画No.75a
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クリムト1895年
愛『アレゴリー:新連作』のための原画No.46
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画面構成が面白い、日本の影響か金箔を塗って
薔薇の絵、背後に運命の人が薄っすらと描かれて

クリムト1896年
6月(ユノ)『アレゴリー:新連作』のための原画No.53
ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道展_e0397389_13381107.jpeg
他にはクリムトのデッサンやポスターが多いのです。
素描や習作が多くて、それも 意外に少し…でした。
油彩は期待した程はありませんでした。


今回のメイン画 エミリーエ・フレーゲの肖像1902年
グスタフ・クリムトの弟のエルンストの嫁の妹。

知的で美人です。
ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道展_e0397389_13381896.jpeg
柄やモチーフまでこの辺りから克明に描く様に
なった様です。少しジャポニズムを感じます。

彼女も自立した女性でオート・クチュール・サロンを
経営していて、クリムトはドレスをデザインしていた。
二人は生涯結婚はしなかったものの、深い関係でした。

この絵は撮影OKでしたので、アップです。
ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道展_e0397389_14454009.jpeg
クリムトはイラストレーター兼グラフィックデザイナー
兼ファッションデザイナーでした。

ギリシャ時代のキトンの様なラフなスモックを
二人は着ている写真もあります。

エミリーエ本人には不評で、この絵は手放しています。

私はこのタイプの絵を期待してましたが、あまり無く…
明日、令和の初日は行かなきゃ!
東京都美術館のクリムト展。

ミュージアムショップも…
ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道展_e0397389_14455184.jpeg
レジは空いています。

会場を出て来て、地下鉄の乃木坂駅経由で来たけれど、
歩道橋まで階段を3階分上がりたく無いので入り口で
傘をピックアップして袋に入れて、正面から帰ろうと、
歩いていたら… 輝くものが 見えた。
ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道展_e0397389_14460117.jpeg
こ、これはクリムトの絵のピアノではないですか?

全世界25台限定の特別なグランドピアノ

「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像1」(Woman in Gold)を
原画の繊細な部分まで忠実に再現した、特別なピアノです。
ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道展_e0397389_14460646.jpeg
ヤマハとベーゼンドルファー・ジャパン
ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道展_e0397389_14461218.jpeg
凄いもの見ちゃった。それでかなり気分は⤴︎

しかし、明日はクリムト2nd、雨の予定だし…
行かなきゃ上野、待っててクリムト
(朝早いので根性を入れて…空いてるうちに)


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by cenepaseri | 2019-05-02 09:00 | アート | Comments(10)
Commented by tsunorun at 2019-05-02 13:46
クリムトのグランドピアノ!
これは間違いなく
テンション上がります‼︎

我が家も夫婦揃って
クリムト好きなもので♡♡

いいものを拝ませていただきました!
Commented by albany05 at 2019-05-02 14:17
朝から、何度も、見ているのですが、分らなくて混乱して
います。
パセリさんが昨日出かけたのは、新国立美術館ですね。
そしてpart2は、上野であるのですね。そちらもクリムト
なのでしょうか?
クリムトにインスパイアーされたyoshieinabaの服を見たことがあります。デザイナーはそうやってプリントの発想もしていくのですね。
Commented by cenepaseri at 2019-05-02 15:32
> tsunorunさん
グランドピアノの蓋の裏の絵は素晴らしいものでした。
お!美術館ピアノ?なんて思ったのですが、とんでもない物を…
気づかずに帰って行った人は多いと思います。
私ももう少しで近道して帰る所を、階段嫌さが恩になり…
明日は上野の東京都美術館のクリムトです。
クリムトはしごを平成と令和の境目に…
Commented by cenepaseri at 2019-05-02 15:41
> albany05さん
そうなんですよ、クリムト展が殆ど同時開催です。
国立新美術館と東京都美術館、雨降りを狙って序でに
人混みを避けて、じっくり見に行きました。
見てますます好きになりました。
クリムトの図案はアール・デコっぽくもヌーボーっぽくも有り、
和でも洋でもある様で、シックで好きです。
生地に描ける絵の具も持っていますが、自分の技量が…🤷‍♀️
Commented by albany05 at 2019-05-02 15:58
そうだったのですね。それで納得。
どちらも遠いが、たぶん、新国立の方に行ってみます。
アールヌーボーなるほど。布に掛ける絵の具もあるのですね。
はせりさん多才だし、物知り♥
Commented by cenepaseri at 2019-05-02 16:34
> albany05さん
東京都美術館の方がクリムトの絵は多いですよ、
グランドピアノは有りませんが。(^。^)
新美術館のロビーに有りますので誰でも見られます。
そこからミッドタウンも近いですしね、
ミッドタウンも向かいにバーニーズも出来てました。
まだ入ってませんが、洗練された物を見るのは大切ですね。
Commented by Diary-17 at 2019-05-03 05:15
何処へ行っても、沢山の写真とともに楽しく解説して下さるので一緒に出掛けている気分です。
そしてパセリさんの興奮が伝わってくる様です。
明日はもっとクリムトが沢山あるとかで明日のブログも楽しみです。
アデーレの絵の所有者の家族に纏わるストーリーが映画化されていました。お薦めします。
Commented by nyan924 at 2019-05-03 08:26
ぱせりさん。^^
クリムトはどなたもご存知で惹かれるのはなるほど、ジャポニスムが潜んでいるからでしょうか。
マダム・エミリーエの絵葉書など、どこぞで買ったものか我が家に居られまして、未だ出番待ちです。

ご本人には不評なのに世に受け入れられてしまうとは、ダヴィッド描くレカミエ夫人のようで、
お気の毒ですが、そりゃあ嫣然と微笑んだ絵の方が女性としてはも嬉しかろうとは思うも、
そこは本質を見抜いた画家諸氏の勝ちですね。
ベーゼンドルファーのピアノ、色遣いが何ともシックですね、良いお仕事私も見てみた~い♪
Commented by cenepaseri at 2019-05-03 09:09
> Diary-17さん
アデーレの肖像は今は米国のエスティ・ローダー社長に売却されて
ニューヨークのノイエ・ガレリエに展示されているそうですね。
こちらを題材にした映画も3本位ある様ですね、世紀末に戦争…
ミステリーも有りそうですね。
日本に居ながらにして色々良い絵を見られて幸せだと思います。
これらを見に行ったら彼方此方で無理ですものね〜
安全な国だから貸してくれるに違いありませんね。
Commented by cenepaseri at 2019-05-03 09:47
> nyan924さん
クリムト展の追っかけをしている方が美術館でお喋りされてました所によると
大阪や、名古屋でも以前に作品は少なかったけれど展覧会が有ったそうです。
こんな足元にも及ばないファンがいるのですね〜
東京都美術館のクリムト展は7月23日〜10月14日迄、豊田市美術館に行くそうです。
今回の120作品中 7作品がそちら所蔵でした。きっと造詣の深い美術館なのでしょう。
国立新美術館のウィーン・モダンは大阪に行く様です。
ベーゼンドルファーのピアノの絵は素晴らしかったです。
本物は見た事無いですが、地の黒ととてもよく合ってました。