先日、港区の新聞に折り込まれていた広報みなとの
港区子ども家庭総合支援センター特集号です。
施設整備の目的や、整備地、その建物の大きさ、
スケジュールの予定が一面に載っています。
地上4階建て、延べ5400平方mです。
児童相談所には吹き抜けの体育館もあるのです。
母子生活支援施設は4階 900平方mです。ホテルだと
何室分になるのでしょう?
乳幼児親子や児童が利用するので中低層の施設である
ことが望ましく、少なくとも5000平方m程度の
延床面積を必要とする。…なんて少し後付けっぽい。
港区では毎年3000人の子供が生まれていて
年間400件前後の虐待などの相談件数が
あるそうです。
東京都の児童相談所の相談件数は28000件位、
ここって港区のですよね、400件に対して何故
この広さが要るのでしょう?
益々増加すると言う事でしょうか?
昨今の虐待ニュースを聞いていると、誰一人
親身になっていないのではと思ってしまいます。
必要なのはマニュアルや施設じゃなくって
想像力と責任感や思いやりでは?
4階の母子支援センターは900平方mに10室で
平均入所期間は1年7ヶ月程度だそうです。
私の短絡的な発想ですが
90平方mのお部屋はかなり広いです。
半分にして20室でもっと手厚く出来るのでは…
港区には母子寮は他にもかなりあります。
この辺で施設とは言え 自立して生活するのは大変。
と言うのも ピーコックは2月末に閉店予定だし、小さな商店はどんどん無くなっています。
食品購入は紀ノ国屋と成城石井、東急フードショー
コンビニ位しかありません。
渋谷の明治通りのライフは遠い。

子供の保護は2ヶ月間を超えてはいけないそうです。
一時保護者は12人定員だそうです。
となるとここの施設に入るのは多くて10家族と12人
なのに5400平方m、体育館付き計104億4千万円。
港区は何処でも土地の値段は高いと思いますから
南青山でも何処でも関係無いと思いますが、
説明されてる内容がイマイチ現実味が有りません。
まだまだ港区の真の目的が私には想像が付きません。
またこの広報では何の説明にもなって無い様に思えます。
ひょっとして児童の何かの研究機関なのでしょうか?
どうせ着工するのでしょうし、何の為に
作られたのかは 出来上がったらわかります。

フロム1stの裏に空き地が長期間有ました。
ある日超立派な官舎が建ち、黒塗の迎車が待って
いました。わずか数年で取り壊して、
今は三菱地所のマンションになっています。
そんな勿体ない事はしないで欲しいですね。
少し前には工事にし掛かって行く様子でしたが
今日見たら何も無く、平穏なままでした。

開設予定は2021年4月です、あと2年と迫っています。